2022.02.22
日本選手が活躍した冬季オリンピックも終わり、早くも2月下旬となりました。
教育業界では年度末・新年度で忙しい毎日が続いていますのであっという間に時間が経ってしまいます。
もうしばらくすると卒業と就職の時期です。まだまだ新卒一括採用が多い日本ですので、
今年もこの時期に多くの若者たちが社会人へと羽ばたきます。私たちイッティージャパンでも新入社員を迎え入れますが、
私たちも若者たちの特徴を理解して受け入れると共に、社会の変化に合わせて組織や考え方を見直さなくてはなりません。
インターネットなどのIT技術、PC、スマートフォンなどIT製品に囲まれた環境で育った人々を
デジタルネイティブといいます。デジタルネイティブの中でもミレニアル世代 (Y世代) は
デジタル機器やサービスが生まれ普及するのを身近に見てきた世代です。
技術の革新を肯定的にとらえ生活に取り入れることでより良い生活を求めてきました。
インターネットの登場で世の中が大きく変わるのを一番鮮烈に体験した世代です。
続くZ世代は生まれた時からデジタル機器やサービスに囲まれていた世代です。
スマートフォンが普及しSNSで関係性を築くことをごく自然なこととして捉えています。
デジタル機器やサービスの普及により人々の価値観も大きく変わってきています。
SNSを通じて世界中と繋がると共に多くのものが無料で手に入るようになりました。
ニュースはスマートフォンから手に入り、娯楽や学びはYouTubeの中に溢れています。
得られる情報が多いと限られた '時間' がとても貴重なものになります。動画は倍速で視聴して
時間を短縮し、情報にせっかちになり映画も結論だけを知りたくなり、失敗やつまらないものには敏感です。
世界観に共感を集まる映画は大ヒットし、焚き木の動画やレコードが人気を集めます。
そんな社会の変化の中では、一方的な情報発信に時間を費やしても受け入れられません。
つまらない内容は損したと受け止められます。従って会議も学びも情報は効率的に発信・受信し、
貴重な時間は議論に費やしたりする必要があります。一つの工夫として動画を利用することで、
倍速で視聴して時間を短縮したり、分からない点は見返して理解するまで何度でも視聴できたりします。
私たちも '時間' の使い方を見直して、私たち自身も効率的に働くと共に若い世代の意見を吸上げて
価値観合った働きやすい環境を整えていきます。