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事業責任者のコラム(R3.3)3月テーマ 「未来を信じる力」

2021.03.02

最近よく取り上げられる人物として渋沢栄一がいます。

今年の大河ドラマの主人公ですし2024年度には一万円札の図柄になります。

そんな渋沢が掲げた理念が道徳経済合一説という倫理と利益の両立です。

倫理を守ることで事業を持続的に継続することができ、利益を求めることで変化や成長することができる、

この2つを両立させるという考えです。



この渋沢の理念はSDGs持続可能な開発目標の取組みの中でも注目されています。

渋沢は、「一人だけが大富豪になってもそのために社会の多数が貧困に陥るようではその幸福は継続されない。」

とも言っています。正にSDGsの誰一人取り残さないという理念と共通しています。



私たちは未来を想像することができます。この想像力は動物の中で唯一人類だけが持つそうです。

もうすぐ東日本大震災から10年を迎えます。相次ぐ天災の経験から地震や台風がまた起こると思う方も多いと思います。

普段から地震対策をしたり断水・停電に備えたりする方も増えたのではないでしょうか。

このことは私たちが過去に学ぶと同時に将来に備えることができるということです。

多くの人が渋沢に注目するのも彼の考え方や生き方が参考になると感じているからだと思います。

このように過去から学ぶことは将来に備えて不安を小さくすると共に過去の人たちの考え方や生き方を参考にして

自分の成長への期待を抱くことできます。

このように過去を学ぶことは変化が早く情報が氾濫する現代においても '未来を信じる力' に繋がると考えます。



私たちペッピーキッズクラブも30年以上にわたって子ども英会話の教室を運営しています。

英会話の習得には長い期間学んでいただくことが大切なので、私たちはレッスン提供だけではなく

様々な国内・海外イベントを企画・催行したり保護者や会員との対話を通じて継続学習を働きかけたりしています。

新年度という忙しい時期なので目の前の業務に忙殺されて本来この時期にやるべきことを忘れたり

後回しになったりしがちです。

私たちがやるべき取組みも過去の経験から学ぶことができます。

私自身も時々以前の報告書を見返してこれまでの取組みを振り返ったりします。

英会話習得の色々な機会をより多くの会員にご提供することの積み重ねがこれまでの多くの卒業生の排出に繋がっています。

私たちも過去に学んで '未来を信じる力' を備えたいと思います。