2020.09.01
9月テーマ「次への繋がり」
ペッピーキッズクラブも全国1300教室を超え11万人を超える会員に通っていただいています。これだけの規模の英会話事業・教室を効率的に運営する為には社内の様々な部署・担当者がそれぞれの業務を分担していますし多くの取引業者にご協力いただいています。逆に言えば非常に分業化・専門化されていますので、1人1人からすると自分の業務や努力・工夫がどの様な結果に繋がるか、影響や結果が分かりづらいと思います。
イソップ童話に「3人のレンガ職人」という寓話があります。旅人が町でレンガを積んでいる3人の職人に何をしているのか尋ねます。1人目は「親方の命令」、2人目は「お金を稼いでいる」、3人目は「後世に残る大聖堂を造っている」と答えます。そして3人の10年後です。1人目は10年前と同じようにレンガを積んでいました。2人目はレンガ積みよりお金の良い仕事に就きましたが、危険を伴う教会の屋根の上で仕事をしていました。3人目は、建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられたということです。
私たちはどの職人になりたいでしょうか。そして3人の違いは何でしょうか。レンガを積むという仕事の内容や役割は同じです。賃金も殆ど変わりません。異なる点はレンガ積みの理由や目的をどのように捉えるかです。私たちの業務も同じかもしれません。上司からの指示もありますし給料をいただくことも大切です。同時に事業責任者としては関係する方々がそれぞれの役割を理解し将来の目標や成長に繋げていただきたいと思っています。ペッピーキッズクラブのように全国に展開し多くの方が役割を分担していると、日々の業務の中では全体像を意識せずに目の前の仕事に集中していたり、そもそも全体像が分かりづらかったりするかと思います。
9月は「次への繋がり」をテーマに社員には1つ1つの業務の繋がりを考えてもらう共に私は全体像である狙いや目標を意識的に発信する月にしたいと思います。全員が意識的に取組むことで会員へのレッスンや学ぶ意欲の向上に繋げたいと思います。